幼稚園・小学校・中学校


幼稚園・保育園 Preschool

プレスクールとは日本の保育園・幼稚園のことで、一般に2歳前後から5歳までの幼児が対象となる。午前もしくは午後2~3時間のお遊戯が基本だが、工作やお絵かきなどを行うところもある。カリフォルニア州では5歳からキンダーガーテンへの入学が認められるが、キンダーガーテン入学への準備のために義務教育以前から子どもをプレスクールに入れる親が多い。

  • 幼稚園の入園手続き
    入園手続きの開始時期は幼稚園ごとに異なるが、1月から2月にかけて願書が配布される。人数に限りがある為、早めに申し込むことをお勧めする。定員オーバーとなってしまった幼稚園はWaiting Listに載せてもらうことになる。この場合もApplication Fee(申請費)がかかり、non-refundable(返金なし)の為、よく考えた上で申し込んだ方が良い。Open Houseという園の説明会などにいつか行き、見学した上で自分の子供に一番合っているところを見つけている。

 

中学校 Middle School / Junior High School

個々の学力や興味のある学科に基づいたスケジュールによって授業を受ける。公立の場合は、同じ学校にさまざまな学力レベルの生徒が通っているため、主要教科(英語、数学、理科、社会)については、学力別にクラスが分かれる。アメリカでは、学力に合わせた学習指導が原則であるため、他の生徒よりも飛び抜けて成績が良い場合には、州の基準カリキュラムより上の内容の授業が受けられる。逆に、学力が劣っていると判断された場合には落第になることもある。小学校では成績表は学校で生徒たちに手渡しされるのに対し、中学校以上では学校区から直接保護者に郵送される。成績(Grade)は、A~D・Fの5段階評価で、F(Fail)は落第を意味し、その科目を修得したことにはならない。

 

マグネット・スクール Magnet School

マグネット・スクールは市全体など広範囲に住む誰もが入学可能であり、各地から様々な児童・生徒を呼び寄せるための特化カリキュラムを組んでいる。キンダーガーテンを含む小学校から高等学校まであり、その内容も様々である。また学校全体がマグネット・スクールである場合と、日本の校区のように住所で通学先が決まる近所の一般校、ネイバーフッド・スクールの中にマグネット・プログラムを設けている場合がある。秋になると、翌年度の案内がはじまり、12月中旬には締め切られてしまうので注意しよう。人気のプログラムは競争率が高く、抽選やクレジット(兄弟がそのプログラムにいたり、過去にそのプログラムにいたなど)によって決まる。
echoices.lausd.net

 

チャータースクール Charter School

チャータースクールとは親や教員、地域団体などが州や学校の認可(チャーター)を受けて、設立される初等中等学校であり、公費によって運営される。州や学区の法令・規則の適用が免除されるため,独自の理念・方針に基づく教育を提供。ただし,教育的成果をチャーター交付者により定期的に評価され,一定の成果を挙げなければ、チャーターを取り消される。

 

STAR TEST California Standardized Testing and Reporting

カリフォルニア州ではCalifornia Department of Educationが毎年小学2年生から11年生を対象に実施しているテスト。年間カリキュラムが85%終了する前後10日間の間に実施しなくてはいけない。また学年によってテスト科目が変動される。テストの結果は夏休みに各家庭へ郵送される。これらの結果は、それぞれの学校がカリフォルニア州内でどれくらいのレベルにいるか表すものだとも言われている。

 

越境入学許可 Interdistrict Permits

カリフォルニアの法律では、義務教育の公立校に入学する場合、その学校は居住地により決まる。しかし、アルコールやドラッグ、銃の規制など、多くの問題を抱えるアメリカの学校は、学校区によって学力レベルや治安、設備などが大きく違うこともあり、親が子どもを良い学校に入れたいという思いから、越境入学を申し込む場合がある。その際に、必要なのが越境入学許可(Interdistrict Permits)である。越境入学を希望する場合は、親の勤務先やベビーシッター(親が仕事をしている間に緊急の要件で学校からの連絡があった際に、すぐに子どもを迎えにいける人)がその学校区内に存在するなど、地域によって異なるものの、正当な理由が必要になる。

  • Los Angeles Uni ed School District - Permits and Student transfers Office
    333 S. Beaudry Av., Los Angeles
    (213) 241-5255 www.lausd.net
    *各学校でそれぞれの手続きが必要なので、まずは居住する学校区のInterdistrict Permitsオフィスに問い合わせよう。

 

進級・卒業 Promotion / Graduation / Culmination

アメリカの小学校の場合、「Graduation(卒業)」ではなく「Promotion(進級)」と言う。その後、中学校に行くわけだが、「中学1年生」ではなく「6・7年生(各学校の制度によって異なる)」と呼ばれるようになるのだ。中学校では、卒業式を「Graduation」ではなく「Culmination」と呼ぶ。各学校により、成績、出席日数、その他ボランティア活動など、進級するためにクリアしなければならない必須項目がある。

 

ファンドレイジング Fundraising

アメリカの小・中学校では、資金集めのためにPTAや学校主催の行事でしばしばファンドレイジングが行われている。例えば、業者に協力してもらって、各家庭に本を購入してもらったり、クリスマス前のデコレーション用の花を売ったりなど、様々な形で資金が集められる。集められた資金はPTAなどが後援する学校行事や学校の教材を購入する費用にあてられる。また、高学年の生徒たちが自分たちの卒業旅行の費用を作るために校外でチョコレートを売ったり、低学年の生徒たちでも遠足の費用を調達するために家でマフィンなどを焼いてきて学校で売ったりすることもあり、様々な形で学校やその生徒たちのために使われる資金が集められる。また、たくさん売った子どもには賞金や賞品などのご褒美が出ることもあり、社会勉強の一環としている。

 

PTA Parent-Teacher Association

各学校ごとに組織された、保護者と教職員による教育関係団体のことである。PTAは学校、州、国というヒエラルキーで構成され、すべての子どもたちのためという長期的かつ広範囲な目標を持ち、それぞれの単位に合った内容で活動している。たとえば学校単位では、教員や職員をサポート、学校環境の改善、行事などを企画し実行する。州単位では、各学校からの質問に対してアドバイスを与えたり、学区のカリキュラム、州法の改定など州内の子ども達が対象となる事項について話し合いが行われる。各学校のPTAは毎年、メンバーの家庭からPTA会費を徴収する。その中の一部を州PTAと全米PTAに納めることによって、学校の保険ではカバーされないイベントなどのためのPTA団体保険に加入したり、トレーニングを受けたり、州や全米PTAのサポートを受けることができる。アメリカのPTAは、教育熱心な親ほど学校に関わる傾向があり、一般的にレベルが高い公立校ほどPTAの活動が盛んである。毎年各家庭がPTAに加入するかどうかを尋ねられ、仕事を持ちながらシーズンを決めて活動する保護者も多く、教育方針、図書整理や読書指導、スポーツ・コーチ、学校周囲の交通整理、寄付金集め、親睦会、講演会など自分の専門や趣味を活かせる分野で活動する。私立校の場合は入学と同時にPTAに自動的に入会したり、ボランティア活動と現金寄付のどちらかを選択する学校などもある。

  • JERC、米教育サポートセンター Japanese Educational Resource Center
    23545 Hawthorne Blvd., #102, Torrance
    (310) 373-4888 www.jerc.org

 

企業会員と個人会員の会費によって運営されている日系の教育支援活動団体(非営利団体)。1995年設立以来、異文化理解教育を促進し、相互理解を深めるための教育活動を行っている。地域社会と日本人コミュニティを結び、日本人子女と保護者に対する教育のサポートを中心に、積極的な活動を続けている。また、教育オリエンテーション、講演会の開催、教育相談、ニュースレターの発行、教育資料の提供、ITクラスの開催、そしてシニアプログラムによるセミナーの開催なども行っている。



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